刃物 錫器 銅器 銀器 金箔
金工品の島日本
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 マルコポーロによって黄金の島と呼ばれた日本は、金・銀・銅・鉄・錫と様々な材料を元に、黄金の島の名に恥じない素晴らしい金属工芸品をつくり出してきました。特に、19世紀中ごろに欧米各地で開催された万国博覧会では、出品された日本の金工品は数々のメダルに輝き、その素晴らしさは欧米の人々の心をとらえました。

 このコーナーでは、日本各地の金工品について、素材別に金属や製品の特徴などをお届けします。

    光のベール 金箔
    いぶし銀の魅力 銀器
    深く豊潤な味わい 銅器
    柔らかな金属 錫器
    炎が引き出す人の技 刃物

全国各地の金工品
工芸品名をクリックすると、詳細情報がご覧になれます。
金沢箔(富山県)
越後与板打刃物(新潟県)
東京銀器(東京都) 越前打刃物(福井県)
高岡銅器(富山県) 堺打刃物(大阪府)
燕鎚起銅器(新潟県) 信州打刃物(長野県)
大阪浪華錫器(大阪府) 播州三木打刃物(兵庫県)
南部鉄器(岩手県) 土佐打刃物(高知県)
山形鋳物(山形県)


加工法と製品

 金属にはいろいろな加工法があり、その方法によって作られるものが違います。

成 形
鋳  造
(ちゅうぞう)
 液状に熔かした金属を型に流し入れ、冷やして固め形を作る方法が鋳造です。鋳造によって作られた製品を鋳物といい、代表的なものに南部鉄器山形鋳物高岡銅器があります。
鍛  造
(たんぞう)
 日本刀の製法として知られている鍛造は、熱した金属の棒や塊を叩いて形を作る方法で、刃物などを作るときに使われます。
鎚  起
(ついき)
 鍛造と同じ様に金属を打って形を作る方法でも、金属板を立体的に成形するものは鎚起と呼ばれます。燕鎚起銅器東京銀器の成形がこれにあたります。
焼  結
(しょうけつ)
 粉状にした金属を、融点よりも低い温度で熱して固体にする方法です。セラミックスの製造などにも応用されている方法です。
 このほかに、鋳物を作りそれをロクロで挽いて成形するものや、鋳物で展開図を作りそれを木槌で打って成形するといった、2種類の技法を併用するものもあります。大阪浪華錫器がこれにあたります。

装飾
 装飾のための技法も様々です。金属の表面に文様を彫り込むことを「彫金(ちょうきん)」といいます。また、2種類以上の金属を組み合わせて装飾する方法もあります。金や銀を水銀と化合させて銅素地に塗り、水銀を気化させて素地にメッキを施す「鍍金(ときん)」、地の金属を彫って主に金などを嵌め込んで装飾をする「象嵌(ぞうがん)」等があります。


1. 金箔


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