別府竹細工の歴史
竹のはなし  1.竹の特徴
 2.竹の種類
 3.竹と日本人
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編みの技新しい竹竹と暮らす別府



2. 竹の国、日本の3つの竹---竹の種類

 竹は極めて種類が多く、東南アジアをはじめとして全世界で1200種にも及ぶといわれています。日本にはそのうちの約半分、約600種が分布しています。竹の国日本の竹の90%を占めるのが、真竹、孟宋竹、淡竹です。


マダケ

真竹(まだけ)
大きさ 稈(かん)の高さは18〜20m、直径5〜15cm。
特徴 幹の節部の隆起線は2本。竹の皮には暗褐色の大きなブチがあり、毛が無く滑らかです。筍に苦味があるため、苦竹(にがたけ)とも呼ばれています。日本の栽培竹の6割を占め、大分県は全国No.1のマダケの産地です。編組みに適した竹で、別府竹細工の主な材料となっています。
分布地区 青森県を北限として日本全国で栽培。
用途 竹製品全般。尺八、竹刀、建築、壁下地、垣根、各種支柱など。


孟宋竹(もうそうちく)
大きさ 日本の竹類の中で最大。稈の高さは25m、最大直径20cm。
特徴 幹の節部の隆起線は1本。太さの割りには節間が短く、若竹の節の下面に沿って鮮やかな白いロウ粉がついています。葉は小さく、竹の皮に紫褐色の斑紋があり、柔らかい毛が一面についています。
分布地区 中国原産。関東地区以南、特に九州で栽培。
用途 食用筍、花筒、床柱、竹器、建築装飾、造園など。
孟宋竹


淡竹(はちく)
大きさ 高さは18〜20m、直径8〜10cm。稈面は鈍い緑灰色。
特徴 真竹に比べ節部の隆起が低く、ミゾはやや深く割れ易く、葉の肩毛は45度に出ます。竹の皮にはブチがなく、葉先は長く縮んでいます。
分布地区 中国原産。北海道南部以南の各地で栽培。
用途 茶筅、菓子器、桶、垂木、竹くぎ、垣根、すだれ、薬用など。


ウンモンチク

キッコウチク
 工芸材料となる竹には、3大竹以外にまだ十数種あり、用途やデザインによって使い分けられています。

 中には病原菌の作用によって茶褐色の雲形模様が表面に現われるウンモンチク、節間が極端に短く、稈面が一節おきに膨張して亀の甲の形になるキッコウチクなど、変ったものもあります。

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