別府竹細工の歴史
別府竹細工の歴史
  1.竹と温泉の二重奏
  2.竹の道具たち
INDEX歴史竹のはなしこの人にきくいろいろできるまで
編みの技新しい竹竹と暮らす別府

2. 竹の道具たち

 かつて家庭の台所になくてはならない存在だった竹の道具たち。竹細工が工芸として根付いたのは明治以降のことで、それまでは農家の副業として作られていました。昔の人々にとっては生活必需品でしたが、今改めて見直してみるとその造形の面白さに心ひかれます。
 ここでご紹介する民具はすべて「竹の博物館」におさめられているもの。かつて日本人の生活に密着していたモノたちの様々な表情をご覧ください。

三つ手籠
三つ手籠

 竹かごは日本全国に普及していますが、この三つ手籠は大分オリジナルです。干し野菜や茶碗などかさばるものや比較的重いものなどを干すためにつるしたとき、斜めに傾いてしまわないように力学的バランスを考え、工夫してつくられました。

 つるすために便利なものを必要としてた農民が、自分たちが使うためにつくったもの。まさに民具の民具たる姿がここにあります。

豆腐かご豆腐かご

 「竹のざるに豆腐をいれても大丈夫なの?」と思ってしまいますが、昔の豆腐は今のものより固かったので崩れることはありませんでした。

メシゾーケメシゾーケ

 明治〜昭和初期まで日本各地で使われていました。炊飯ジャーがなかった時代、ご飯を長持ちさせるために、これに入れて涼しいところで保存しました。ご年輩の方々にはなつかしい一品ですが、現在でも大分県内で販売されています。

ニアゲザルニアゲザル

 魚などの煮崩れやすいものを上において鍋で煮、このざるごと引き上げて食卓に供しました。便利さと造形の美しさが見事にマッチしています。

セオイカゴセオイカゴ

 山菜とりなど、様々な用途で使われました。肩に掛ける部分はいたくないように布で作られています。

セオイビクセオイビク

 川で釣った魚などを中にいれました。上の小さな皿には毛針などの小物を入れたといいます。

モドラズモドラズ

 ウナギ取りに使われました。名前のとおり、一度中に入ったウナギが出られない仕組みが施されています。

1. 竹と温泉の二重奏

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