スペシャリスト達の技が光るお召し織


 桐生織には7つの織りの技法がありますが、その中で、桐生織の代表的な生地である、「お召織」ができるまでを紹介します。


 一反の織物ができるまでの工程は製糸、糸つくり、デザイン、織り、仕上げに分業化されており、それぞれのプロフェッショナルが各工程を担当しています。

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糸の準備

 
製糸

 蚕の繭から絹糸を製糸します。たて糸、よこ糸で使用する糸の種類は異なります。




 
精練・染色

 薬品を入れた熱湯の中で60分生糸を練り上げ、余分なものを取り除いたのち、糸を指定の色に染め上げます。




 
糊付け

 お召し独特のしぼを作るために、よこ糸に繊維の重さの倍の量の糊をもみこみ、あとの撚糸の際によりがもとに戻るのを防ぎます。すべて手作業で行われます。




 
撚糸(ねんし)

 ごく細い糸をよりあわせて糸を丈夫にすることを撚糸といいます。お召しでは桐生で開発された八丁撚糸機を使用して、1mにつき、1500回から2000回の強いよりをかけます。この後糸繰りをして、整経、管巻きの準備をします。


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整経管捲き(せいけい・くだまき)

 たて糸の本数、幅を決めて、所定の長さに整えます。これを整経といい、よこ糸を木管に捲(ま)くことを管巻きといいます。ここまで糸の準備が整ったら、糸は織り場に運ばれます。


→ 6.意匠、紋切

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