絵画織
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絵画織で織りあげた 「桐生紗綾市之図」 (新井實氏作)
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桐生の人は、進取の気性に富み、工夫、改良、発明を得意としています。こうした風土から生まれたのが「絵画織」です。
「絵画織」は、意匠を織物に引き寫すデザイン処理の工程にコンピュータの画像処理技術を導入することで、これまでは面としてしか表現できなかった図案を、たて糸とよこ糸が織りなす点の段階まで精密化して織りあげることができるようになりました。絵画の技法でいう点描が織物で初めて可能になり、複雑なグラデーションや陰影など、絵画の持つ風合いをそのまま織物の上に移し変えることができます。
上の写真は「桐生織の歴史」のところでも紹介している、「桐生紗綾市之図」を絵画織で織り上げたものです。木目や人々の表情など、細かいところまで織り目によって再現されています。このようなタペストリーや、襖紙に代わる「襖織」は、織物の新たな需要を開拓する技術として、注目を集めています。
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