1. すべては3つの織りから
2. 織りの着物いろいろ


すべては3つの織りから

 衣食住のうち、「衣」を構成する衣服。私たちは普段から何気なく衣服を身にまとっていますが、布地を構成する「織り」の仕組みは、いったいどうなっているのでしょうか。
 そもそも織物とは、たて糸とよこ糸が直角に交差して作られ、一定の幅と厚みをもつもの、とされていますが、織りの方法は、以下の3つを基本としており、これ以外の織り方も全て3つの織りの変形です。


平織り
(ひらおり)

 最も多く、最も簡単な織り方です。
たて糸とよこ糸が互いに上下に組合わさって組織されたもので、しわになりやすいですが、摩擦に強く、丈夫な織りです。シャツ、ハンカチなど、多くの織物がこの織り方で織られています。
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綾織り
(あやおり)

 2本以上のよこ糸の上に、たて糸が浮いてあらわれるか下に沈むかして、織物の表面に斜めに畝線(うねせん)を表します。斜文織り(しゃもんおり)ともいいます。
 光沢のある、柔らかい、しわになりにくい織りです。カシミヤ、ネルなどが代表的ですが、ジーパンなどのデニム生地もこの織り方で織られています。
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朱子織り
(しゅすおり)

 たて糸かよこ糸のうち一方の糸を布の一面に長く浮かせ、たて糸、よこ糸の交わる点をできるだけ離して配置した組織の織物です。
 摩擦には弱いですが、手触りがよく、光沢があります。ドレスなどで使われるサテン生地は朱子織りの代表です。

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